屋根の雪の重さ(積雪の深さから)

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屋根の面積と積雪の深さ、雪の種類を入れると、屋根に乗っている雪のおおよその重さを1㎡あたりと屋根全体で計算します。雪の重さは種類で大きく変わるため、幅で表示します。

面積は、屋根の斜めの面ではなく、建物を真上から見たときの広さ(水平投影面積)を入れます。軒の出も含めると実際に近くなります。

計算結果は目安です。実際の雪の重さは、場所による積もり方の違い、雨や気温による変化で大きく変わります。この結果だけで、建物が雪に耐えられるかどうかは判断できません。心配なときは、建築士・工務店や市町村の窓口にご相談ください。

雪下ろしは命にかかわる作業です。国土交通省「雪下ろし安全10箇条」や内閣府(防災担当)の呼びかけでは、屋根からの転落が多いことから、作業は必ず2人以上で行う、命綱・安全帯とヘルメット、すべりにくい靴を着ける、はしごをしっかり固定する、携帯電話を持つ、晴れた日や気温の高い日は雪がゆるんで滑りやすいので特に注意する、といったことが挙げられています。一人で無理をせず、業者や市町村の雪下ろしの支援・相談窓口も検討してください。

出典:雪の種類ごとの重さは新潟県の雪下ろし事故防止の資料(内閣府の資料を引用した「おおよその雪の重さ」)、積雪の単位荷重は建築基準法施行令第86条(e-Gov法令検索)。いずれも確認日 2026年11月2日。

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屋根の雪の重さの計算方法

雪の重さは「積雪の深さ(m)×雪の密度(kg/m³)」で1㎡あたりのkgが出て、これに屋根の面積をかけると屋根全体の重さになります。たとえば密度300kg/m³の雪が1m積もると、1㎡あたり300kgです。

雪の密度は種類で大きく違います。新潟県の資料では、おおよその重さを新雪30〜150kg/m³、しまり雪150〜500kg/m³、ざらめ雪300〜500kg/m³としています。降ったばかりの雪は軽くても、日がたって締まったり、雨を吸ったりすると、同じ深さでも何倍も重くなります。そのため、このツールは幅(最小〜最大)と中間の目安を表示します。雪を一定の体積で切り取って重さを量れた場合などは、「密度を自分で入れる」で計算できます。

建築基準法の積雪荷重との関係

建築基準法施行令第86条では、建物の設計に使う積雪の単位荷重を、積雪1cmごとに1㎡につき20N(約2kg)以上としています。多雪区域では特定行政庁が規則で別の値を定め、設計に使う積雪の深さ(垂直積雪量)も特定行政庁が定めます。このツールの参考値は、同じ深さをこの単位荷重で計算した値で、お住まいの建物の設計の値ではありません。

よくある質問

Q屋根の面積がわからないときはどうすればよいですか?
A

建物を真上から見たときの縦と横の長さをかけると、おおよその面積になります。軒の出がある場合は、その分も含めると実際に近くなります。図面や固定資産税の資料にある床面積は屋根の面積と違うことがあるため、目安として使ってください。

Q新雪としまり雪で、なぜこんなに重さが違うのですか?
A

降ったばかりの雪はすき間が多く軽いのですが、日がたつと自分の重みで締まり、とけて固まると粒が粗く重くなります。雨が降ると水を含んでさらに重くなります。同じ深さでも、数日たった雪は新雪の何倍にもなることがあります。

Q何トンになったら雪下ろしが必要ですか?
A

このツールでは雪下ろしが必要かどうかは判断しません。建物が耐えられる重さは、構造や築年数、地域の基準で違います。心配なときは建築士・工務店や市町村にご相談ください。雪下ろしをするときは、必ず2人以上で、命綱やヘルメットを着けて行ってください。

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