飲食店の原価率と売価の計算(メニュー表つき)
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原価と目標の原価率から売価を出し、メニュー表では品ごとの原価率と、出数で重みづけした店全体の原価率を計算します。原価率は税抜の売価に対して計算します。
1品の売価を決める
メニュー表(全体の原価率)
出数は1か月の注文数など、同じ期間の数を入れます。空欄なら1として数えます。
計算結果は目安です。
原価率=原価÷税抜の売価×100、売価(税抜)=原価÷目標の原価率です。税込で決めるときは、税抜の売価に税率をかけてから指定した単位で切り上げます。
消費税の税率は標準10%・軽減8%です(国税庁「消費税の軽減税率制度」で2026年11月2日確認)。店内での飲食は10%で、テイクアウトなどどちらになるかの判断は国税庁の資料や税理士にご確認ください。
原価には材料費だけを入れる想定です。人件費・家賃・光熱費などは含みません。値段の決め方の助言はしません。
入力した内容はお使いの端末の中だけで計算し、送信・保存しません。
原価率と売価の計算のしかた
原価率は、売価に占める材料費の割合です。原価300円の料理を税抜1,000円で出すと原価率は30%です。反対に、目標の原価率から売価を決めるときは「原価÷原価率」で求めます。原価300円で原価率30%なら税抜1,000円、店内飲食の税込なら1,100円です。税込の値段を10円単位にそろえると、実際の原価率は目標より少し下がります。
メニュー表では、品ごとの原価・売価・出数を入れると、品ごとの原価率と1品あたりの粗利(売価−原価)を表示します。店全体の原価率は、品ごとの原価率を単純に平均するのではなく、「原価×出数の合計÷売上(売価×出数)の合計」で出します。原価率の高い看板メニューが多く出ても、原価率の低いドリンクと組み合わせると全体の原価率は下がります。
入力のこつ
原価は、1人前に使う材料を仕入れ値で計算し、捨てる部分(皮・骨など)や調味料も入れると実態に近くなります。メニュー表の売価は税抜・税込のどちらでも入れられ、原価率は税抜に直して計算します。結果は目安です。
よくある質問
Q原価率30%で売価はいくらにすればよいですか?
原価÷0.3が税抜の売価の目安です。原価300円なら税抜1,000円、店内飲食の税込(10%)なら1,100円になります。10円単位などで切り上げるため、実際の原価率は目標よりわずかに低くなります。
Q原価率は税込と税抜のどちらで計算しますか?
このツールは税抜の売価で計算します。消費税はお客さまから預かって納める税のため、お店の売上としては税抜で考えるのが一般的です。メニュー表に税込の売価を入れた場合も、税率で割って税抜に直してから原価率を出します。
Qお店全体の原価率はどうやって出していますか?
品ごとの「原価×出数」を合計し、「税抜の売価×出数」の合計で割っています。よく出る品の影響が大きくなるため、品ごとの原価率の単純な平均とは違う値になります。出数は同じ期間(例:1か月)の数を入れてください。