星が流れない露光時間(500ルール・NPFルール)
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星空を三脚で撮るときに、星が流れて線にならない露光時間の目安を、500ルールとNPFルールの2つの方法で計算します。
| 焦点距離 | 500ルール | NPFルール |
|---|
計算結果は目安です。
500ルールとNPFルールは、どちらも星景写真で広く使われる経験則(目安の式)です。NPFルールは、フランスの天文愛好家 Frédéric Michaud 氏が提案した式の簡易版「(35×F値+30×画素ピッチ)÷焦点距離」で計算しています。
天の赤道に近い星(南の空など)ほど動いて見え、北極星の近くはほとんど動きません。実際の流れ方は写真を拡大して確かめ、目安より少し短くして試してください。
入力した内容はお使いの端末の中だけで計算し、送信・保存しません。
星が流れない露光時間の計算
地球が自転しているため、星空を長い時間写すと星は少しずつ動き、点ではなく線に写ります。どのくらいの時間なら点に見えるかの目安として、よく使われるのが「500ルール」です。500を35mm判に換算した焦点距離で割った秒数が目安で、フルサイズで20mmのレンズなら25秒、APS-C(1.5倍)なら約16.7秒です。
最近の画素数の多いカメラでは、500ルールでは星がわずかに流れて見えることがあるため、F値と画素ピッチ(1画素の大きさ)も使う「NPFルール」が使われます。このツールは簡易式「(35×F値+30×画素ピッチ㎛)÷焦点距離」で計算します。フルサイズ・横6000画素(画素ピッチ6㎛)・20mm・F2.8なら、約13.9秒です。
入力のしかた
焦点距離は、レンズに書かれた実際の値(換算前)を入れてください。センサーの横幅と横の画素数から画素ピッチ(横幅÷画素数)を計算します。カメラの仕様表に画素ピッチがあれば、それを直接入れてもかまいません。表では、14〜50mmの焦点距離ごとの目安を並べます。
よくある質問
Q500ルールとNPFルールのどちらを使えばよいですか?
画素数の多いカメラで、写真を拡大して見る場合はNPFルールのほうが厳しめで安心です。SNSなどで小さく見るだけなら、500ルールでも気にならないことが多いです。両方の秒数を試して、拡大して確かめるのがおすすめです。
Q換算焦点距離とは何ですか?
センサーが35mm判(フルサイズ)より小さいカメラで、写る範囲をフルサイズの焦点距離に直した値です。APS-Cでは実際の焦点距離の約1.5倍(キヤノンは約1.6倍)になります。500ルールは換算後の値で計算します。
Qもっと長く露光したいときは?
星の動きに合わせてカメラを動かす赤道儀(ポータブル赤道儀)を使うと、長い時間でも星を点で写せます。地上の景色は流れるため、星と景色を別々に撮って合成する方法もあります。