登山の水分量の目安(体重×行動時間×5)
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体重と行動時間から、登山中に汗や呼吸で失う水分の量(脱水量)と、補給する水の量の目安を計算します。
計算結果は目安です。
式は、山本正嘉氏(鹿屋体育大学)の研究「登山事故を防止するための運動生理学・体力科学的なフィールド研究」(科学研究費助成事業の報告、2011年度)で示された「登山時間(h)×体重(kg)×5」の推定式と、脱水量の70〜80%を補給するという目安です(確認日:2026年11月2日)。荷物の重さを足して考える方法は、一部の解説で使われる考え方です。
気温・湿度・坂の急さ・体調で、必要な水の量は大きく変わります。夏や暑い日は多めに持ち、のどが渇く前に少しずつ飲みましょう。体調に不安がある方は医師にご相談ください。
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登山の脱水量の計算のしかた
登山では、汗や呼吸で思った以上に体の水分が失われます。鹿屋体育大学の山本正嘉氏の研究では、登山中の脱水量(ml)を「体重(kg)×行動時間(h)×5」で推定でき、脱水量の70〜80%を定期的に補給するのがよいとされています。体重60kgの人が6時間歩くと、脱水量は約1,800mlで、補給の目安は約1,260〜1,440mlです。
このツールは、この式で脱水量と補給の目安を計算し、途中で補給できる水の量を引いて、持っていく量の目安を表示します。荷物の重さを入れると、体重に足して計算します(重い荷物を背負うと体の負担が増えるため、足して考える解説もあります)。
水を持っていくときのコツ
一度にたくさん飲むより、休憩のたびに少しずつ飲むほうが体に吸収されやすいと言われます。汗では塩分も失われるため、長い山行ではスポーツドリンクや塩分のとれる行動食を組み合わせる人も多くいます。予定より時間がかかったときのために、目安より少し多めに持っておくと安心です。
よくある質問
Q式の「5」は何を表していますか?
体重1kgあたり、1時間に約5mlの水分が失われるという意味です。気温や坂の急さ、荷物の重さで変わる平均的な値なので、暑い時期や急な登りが続く山では、もっと多くなることがあります。
Q脱水量を全部飲まなくてよいのですか?
研究では、脱水量の70〜80%を補給することがすすめられています。山行中に失った分をすべて取り戻そうとしなくても、こまめに補給することで体への負担を小さくできます。
Q冬山でも同じくらい必要ですか?
寒い時期は汗をかいている感覚が少なくても、乾いた空気で呼吸から水分が失われます。のどが渇きにくいので、意識して飲むことが大切です。保温できる水筒があると便利です。